【投稿】
今年も小学校のPTA役員選出の時期が近づいてきました。
毎年春ごろに委員を募るアンケートが保護者に配布されます。しかし選択肢は「委員をやってもよい」「誰もいなければ委員をやってもよい」の二択です。「できない」という選択肢はありません。「どんな事情も聞きません」という強すぎるメッセージを感じます。
私は人付き合いが苦手ではなく、パートタイムの仕事だったので、子どもが幼稚園のころにはPTAに協力してきました。園では各クラスから補欠も含めた委員が6人選出されました。選出は未就園の子どもがいる家庭以外は「公平に」くじ引きで決まります。ハードな仕事をしている人やコミュニケーションが苦手な人にとっては、とてもつらいことのようで、泣く姿を何人も見てきました。「仕事がフルタイムでとても役員の仕事に時間を割けそうにない」と泣き出す母親に「みんな嫌なんだから、だめですよ」と冷ややかに言い放った別の母親の表情は忘れることができません。
子ども会もおおむね同じような方法で選出されます。PTAも子ども会も、月に1回の役員の集まりが平日の午後7時半からというところもあるそうです。
私も今はフルタイムで働いており、委員や役員になれば負担は小さくありません。きっとみんな「嫌だ」と思っています。母親たちは、なぜ泣いてまで、心を痛めてまで、PTAや子ども会に参加するのでしょうか。「住んでいる地域の母親の間で波風を起こすくらいなら」と従うしかないからです。
今やほとんどの母親が働いています。社会はすっかり変わってしまったのに、「地域で育てる」という耳触りのよい言葉で、旧態依然とした組織が存在しています。PTAがなくて困ることは何なのでしょうか。私には理解できません。
長いので続きはソースで
Yahoo(西日本新聞)2/21(火) 10:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/8674752ef5faf3f825d175db1d8d4852ba984221?page=1
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Source: アルファルファモザイク