■堀井雄二氏のコメント
どうも みなさん、こんにちは
堀井です。
2023 年も春にさしかかり、みなさんいかがお過ごしでしょうか。
このたび、スクウェア・エニックスで研究している AI 技術の題材として、「ポートピア連続殺人事件」を扱うというお話を頂きました。
PC-6001 で「ポートピア連続殺人事件」が発売されたのが 1983 年ですから、もう今年で 40 年を数えます。
はじめは PC から始まった「ポートピア連続殺人事件」も、ファミコンや携帯電話等に移植され、多くの人に楽しんでもらってきました。PC 版では、部下のヤスに自由に命令をするコマンド入力方式でしたが、言葉捜しが難しく進化の過程で、あらかじめ用意した言葉から選んでヤスに命令する、コマンド選択方式に改良していきました。
しかしコンピュターの AI 技術も、かなり進化してきました。
今なら、自由な言葉で命令をするコマンド入力方式にもどしても、AI が命令を理解して事件を解決に持っていけるのではないか?
そんなわけで、今回の研究は PC 版「ポートピア連続殺人事件」のように自由な言葉でヤスに命令を出す仕組みで、AI が命令された文章を判断することで自由な会話をしながら物語が進行するとのことです。
捜査を進展させる質問は何なのか、推理する体験がどのようになるのか、僕も楽しみです。
是非みなさんも、神戸で起きた事件をヤスとともに解決に導いてください。
堀井雄二でした。
引用元:https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/news/1682082097/
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Source: ニュー速クオリティ