https://news.yahoo.co.jp/articles/970d247b945f0dc5939370ed1393d772121d3e8e?page=2
AERA dot.
では、その大量の薬はいったい誰のものだったのか。『週刊文春』では<猿之助が病院で処方してもらった睡眠導入剤>を飲んだと報じたが、他方で父・段四郎さんについては<認知症を患い>(週刊新潮)、<肝臓がんを患い>(週刊文春)などと書かれている。
認知症で夜眠れなくなっていたり、がんで不安を抱いていたりすれば、睡眠薬を含む向精神薬を処方されることもあると原田氏はいう。だが、同時にこう疑問を呈する。
「一般的に処方されている向精神薬は大量に飲んでも簡単には致死量に至りません。精神的に参っている人に処方される薬なので、それで自死できるようには作られていないのです。例え大量に飲もうとしても、体が拒否反応を起こして吐いてしまったりするので、そこまで飲めるかと言われると大きな疑問があります。特に高齢者であれば一層難しくなりますし、介護状態の人であればなおさら難しい」
週刊新潮では捜査関係者の話として<数種類の向精神薬を混ぜ合わせて一人あたり50~60錠ほど飲み込んだ>と具体的に説明をしている。この点について原田氏はこう見る。
「薬を混ぜ合わせて致死性を高めるような知識を猿之助さんが持っていたとは思えないし、そのような薬が処方されて自宅にあったとも考えにくいです。また、一般に処方される向精神薬を50~60錠飲んでも、まず死に至ることはありません。専門家の立場から言うと、向精神薬の大量摂取で死に至ることは『かなり困難』なのです」
もし薬による中毒でなければ、両親の死因は何だったのか。例えば、『週刊文春』の報道では、<両親はそれぞれ十錠ほどを口に含むと、間もなく意識を失った。猿之助は部屋にあったビニール袋を手に取り、その顔に被せてい>ったと伝えている。
猿之助さんは薬を飲んだ後に自らの命を絶とうとしたが「死にきれなかった」という報道もある。薬だけで自死することを想定していなかった可能性も残る。
引用元:https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/news/1685007145/
続きを読む
Source: ニュー速クオリティ