昭和や平成前半の路面店不動産屋あるあるかもしれないが、

「何か物件っ出てないですか?」と気軽に知っているお客様が来店してくれることがある。

当社にくるこのお客様、現金での購入のため、今の相場ではまだ積極的ではないのが現状となっている。

コロナ禍での株価や不動産の高水準での価格形成。

これらを考えると現金購入の方は慎重にならるのも無理はないと思う。

私としては、「焦らずに、条件に近いものが出てきたら検討を」というスタンスをとっている。

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現金購入者にとってコロナ禍の相場はやっかいか

日本でのコロナ禍はけっこう、終焉に向かっている側面もみられるイメージ。

(あくまで私の主観)

そんな中、これまでの金融政策によって、市場にはマネーがあふれている状態。

耐えている業種もある一方で、これは事実となる。

実際に、株価や金、不動産価格にはコロナの影響が現状はまったく反映されていないと言われている。

さらに、現在パリをはじめ、ヨーロッパのいくつかの国や都市では、緊急事態宣言に近いような策も講じられている。

欧米諸国は今後も、金融緩和をおこない、お金を配る政策をとっていく言われている。

そうなると必然的に、市場にはマネーが増え、銀行ではなく、資産性のある株や金、不動産などにマネーがいきつきやすくなるというのは容易に予想がつく。

 

これらの状況を踏まえると、実態経済とは逆のような動きをしているかのような不動産価格。

私が1年以上前にマンション購入のご案内をしたお客様がいる。

その後も何度かご案内をし、当社に時々顔を出してくれたりもする。

その方は現金での自宅購入を検討中。

動きからしても、条件にあうものがあれば購入するというスタンス。

お話をしていても、不動産屋としてそれは感じる。

だが、単純に高いというのがネックとなっている状況。

現金購入者にとって、住宅ローン金利や減税については関係ないと言える。

不動産価格は金利にも非常に左右されるが、詰まるところ、現金購入者には関係のない話とはなる。

そのため、この景気動向と真逆のような状況の不動産価格に対して、自信の大切なお金を投下するというのは勇気がいるのも頷ける。

実際に私自身、そこまでの自分個人の現金を持っていないが、そういった想像はすることができる。

 

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「何か物件出てないですか?」の来店は路面店冥利につきる

こういった、フラッと立ち寄ってくれるお客様についてはうれしいもの。

路面店にした甲斐もある。

一人不動産として、私の考えを正直に話している。

「急ぐ必要はない。条件を満たすものがあれば検討を」

簡単に言えば、このようなスタンス。

今後も、不動産屋としても、不動産価格の調整が入り、一度下落相場へと進むというのはいつになるのかわからない。

そのような中、やはり、私自身の考えを持っておくことが大事。

そしてそれを、素直に伝えることが不動産屋としての価値と考えている。

その結果として、いつの日かお客様が納得し、成約となればそれほどお互いにうれしいことはない。

営業の世界でいえば、完全に「農耕型」と言われるものだと思う。

もはや、「狩猟型」になる意味はない。

一人不動産屋の場合は、これらを積み重ねることで、会社・個人の信用のようなものが蓄積され続けていくため、これほど強いものはない。

今後もこういった意識を持ち続けられるのかも鍵となっていきそうである。

これらは、勤め人であった時にはなかった考えであるのは言うまでもない。

 

話を戻すと、現金購入で不動産を購入検討している方へ。

「納得できるものがあれば検討をされればよい。焦らずお探し下さい」

というのが、今時点での私の意見となる。

The post 現金でマンション購入希望のお客さんが「何か物件出てないですか?」と時々来店頂ける件について first appeared on 不動産ブログ.

Source: マイホーム購入体験談

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