ここ10年ほど、「梅毒」の感染者が増加しているそうです。「梅毒」とはどんな病気で、感染するとどんな症状が出るのでしょうか。本記事では「梅毒」について、産婦人科医の前出 喜信先生(シュシュレディースクリニック 戸田公園 院長)にMedical DOC編集部が話を聞きました。
[この記事は、Medical DOC医療アドバイザーにより医療情報の信憑性について確認後に公開しております]
梅毒を医師が説明 どんな病気? 放置しておくとどうなるの?
編集部:
「梅毒」とはどんな病気ですか?
前出先生:
性交渉で感染する「性感染症」の一つです。梅毒トレポネーマという菌が、粘膜同士の接触により感染します。感染から発症までは潜伏期間があり、感染から3週間ほど経ってから症状が出現します。
編集部:
映像作品の影響もあり、「昔の病気」というイメージがあります。
前出先生:
そういったイメージをお持ちの方も多いと思いますが、決してそうではありません。厚生労働省の報告によると、梅毒の感染者は1967年以降減少していたのですが、2011年頃から再び増加傾向となっています。感染者は現在も増加を続けており、2019年から2020年に一旦減少しましたが、2021年以降再び大きく増加しています。2022年には1万例を超える報告があり、なお注意が必要です。(※)
編集部:
梅毒に感染すると、どんな症状が出るのですか?
前出先生:
梅毒の症状は、いくつかの病期に分類されます。初期の症状は性器、肛門や口腔内などの感染部位に、痛みのない硬いしこり(初期硬結)やただれ(潰瘍)ができ、その周辺のリンパ節が腫れます(第1期)。その後3ヶ月くらい経過すると、全身の皮膚や粘膜に発疹が出てくるようになります(第2期)。
編集部:
そのまま進行するとどうなるのですか?
(以下省略)
※全文、詳細はソース元で
https://news.yahoo.co.jp/articles/0f5b0e9256409d6736a035c6818833502f10ceb9
梅毒が本当に急増してきています。真剣に予防と検査を意識しましょう。
性交渉時のコンドームは感染予防に重要ですが、コンドームが覆わない部分から感染する可能性もあるため、完全には予防できないと考えましょう。
お互いの事前検査が最も大切。
コメントしました。https://t.co/YKlvJo623F— Daisuke Shigemi | 重見大介 | 産婦人科医 (@Dashige1) July 5, 2023
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Source: 不思議ネット