酔って暴れる人はまずいない。理由のひとつは、そもそもニューヨークでは路上での飲酒が禁止されているからだ。警察の警備もしっかりしている。
もうひとつは、前述したようにハロウィンはそもそも子供中心のイベントというのも大きい。子連れの参加者も多く、ごった返す中にもハッピーな雰囲気が漂っている。
また、日本との大きな違いは、自治体、企業、警察などが協力し、イベントを安全に行うための体制がしっかりしていることだ。ニューヨーク市はもちろん、コカ・コーラなどの大手企業、シューズメーカーのクロックスや、エナジードリンクのモンスターがスポンサーとして参加。
さらに地元のレストランやホテルなども運営資金を提供している。終了後の清掃も予算に組み込まれている。地元のお店や行政機関、警察などが街をあげて一致協力、運営しているのだ。
■アメリカ人にとってハロウィンは「危ない日」
もうひとつ覚えていたほうがいいのは、アメリカ人にとってハロウィンは基本「危ない日」だということだ。
いかに子供中心のイベントとはいえ、仮装した人に紛れて犯罪者が潜んでいても不思議ではない。だから学校も普段より早く終わるし、小さな子供たちのトリック・オア・トリートには親がついて歩く。ある意味そんな怖さも、ハロウィンの興奮を盛り上げる要素になっていた。
しかしそれも今や、ただのスリルとはいえなくなった。2017年、ニューヨークでハロウィン・テロ殺人事件が起きたからだ。
「興味深いのは、アメリカのハロウィンが子供向けのイベントなのに比べ、渋谷のハロウィンに参加しているのは大人ばかりだよね。だから東京のハロウィンはカッコいいと思う」
引用元:https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/news/1698557130/
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Source: ニュー速クオリティ