AI技術活用などの課題は 最新研究発表 フェイク情報拡散実態も
サイバーセキュリティーやAI技術の活用の課題について最新の研究成果を発表するシンポジウムが、30日から福岡市で始まり、SNS上でフェイク情報が拡散される実態などについて報告が行われました。
「コンピュータセキュリティシンポジウム2023」は、情報処理学会が福岡市中央区で開き、サイバーセキュリティーやAI活用の課題に詳しい専門家など1000人近くが参加しました。
講演やワークショップなど合わせて240余りが行われ、このうち、情報セキュリティ大学院大学の一葉修平さんは、ことしの春、ネットで炎上した、食用コオロギのパウダーを使ったパンの事案について報告しました。
このとき、食品会社のSNSなどがターゲットになり、「他のパンも食べたくない」とか「政府の補助金をもらっている」などのひぼう中傷やフェイク情報が拡散しましたが、この話題に言及した投稿のうち37%余りが、機械により自動で投稿などを行う「ボット」によるものとみられることがわかったということです。
また、NTT社会情報研究所の荒岡草馬さんは、人気アニメの声優を模した音声がAIで作り出され、その声を使った曲がネット上で無断で公開されているケースなどについて取り上げ、写真や動画と違って、現在、権利保護の対象とされていない「声」の権利について議論が必要だと訴えました。
シンポジウムは10月30日から11月2日まで4日間、開かれます。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231030/k10014242151000.html
引用元:https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/news/1698759232/
続きを読む
Source: ニュー速クオリティ