ここで犬と猫のイメージを比較してみましょう。
犬は「絆」、猫は「かわいい」というイメージを持たれていることに注目してください。人は猫に対して本能的にかわいいと感じます。これは猫がそう思わせるベビースキーマ(赤ちゃんの特徴)を持っているため、人に保護したい欲求を生じさせるのです。
ベビースキーマとは、大きな頭、大きく丸くかつ下の方にある目、ふっくらした頬、太く短い手足、ぷにぷにした肌、不器用な動きなどです。こういった要素は人気のキャラクターも備えています。たとえば、世界的に人気のある「ハローキティ」などはその典型と言えます。
猫は見た目においてかわいさを有しているわけですが、それだけではありません。たとえば「にゃあ」という猫ならではのかわいらしい鳴き声は、人に対してしか使わず、猫同士では使わないのです。人に受けのいい鳴き声を選んでいるわけです。
さらに、気に入った人や物にすりすりしたり、人の膝に乗ったり、はたまた 香箱こうばこ 座り(前脚を折って伏せて座る)をしたり……。猫はあらゆる手段を使って、自らのかわいさを最大限に発揮しようとしています。つまり、猫は、かわいさを武器に猫族として繁栄することに大成功したと言えるのです。(次回に続く)
https://news.yahoo.co.jp/articles/5bd03523d9707606df53b85ff07de4e56b1ee8aa?page=3
引用元:https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/news/1705479393/
続きを読む
Source: ニュー速クオリティ