栗岡梨沙さんは16年前、高校2年生だった時テニス部の練習中に熱中症で倒れ、一時心停止となった。
Q.どんな状態ですか?
父・栗岡正則さん:
倒れた時に低酸素脳症になって脳が萎縮した。目が見えなくなる、発音ができなくなる、手足が動かせないというのが最初に起きて
救急車で病院に運ばれ一命を取りとめ、集中治療室で4か月間治療を受けた。それ以来、つきっきりの介護が必要となった。
両親とともに今もリハビリを続けている梨沙さん。コミュニケーションが難しい部分もあるが、時には会話の内容などに笑顔を見せることもある。
父の正則さんが「梨沙、何歳?95歳?あ、違うな、そこまでいってないな」と冗談を言うと、梨沙さんは笑顔を返した。
Q.梨沙さんは今年で何歳?
父・栗岡正則さん:
今32歳。ただ我々は倒れた日の朝のままやから。まだ娘は、我々の中では16歳やな
文部科学省は梨沙さんが倒れる4年前に、熱中症の予防や応急措置についてまとめたパンフレットを全国の学校などに配布していたが、生かされなかった。
https://www.fnn.jp/articles/-/577636
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Source: アルファルファモザイク