1: 以下、ニュー速クオリティでお送りします 2022/03/28(月) 01:14:36.96 ID:lwmCt3RQ0
そのような環境の中、異常気象も相まって非常に厳しい食糧危機に陥りました。
そこでロシア政府は、余っている土地を都市住民たちに貸し出し、兼業農家とすることによって食糧生産を賄おうとしたのが、最初の始まりです。
この政策は、「ダーチャ」と呼ばれ、郊外の土地600㎡くらいが基準となり、国民自分たちで家や小屋を建て、週末や長期休暇の際に滞在して、農作業する文化が定着することとなりました。
その結果、ロシアでは国民3400万世帯のうち、約8割が菜園を持つか、野菜作りの副業を行っているという驚異的なプチ農家を生み出すことに成功しました。
モスクワ州のダーチャ所有家族328世帯の野菜の収穫量(600平方メートル当たり)を調査すると、ジャガイモ240キロを筆頭に、相当の作物を自給していました。
1990年代前半、ソ連崩壊後の混乱でモノ不足に陥ったロシアで餓死者が出なかったのは、ダーチャがあったからだといわれています。
平日は街で働き、週末はダーチャで過ごすというのが平均的な都市住民の姿です。だからモスクワでは金曜日の夕方になると、都市住民がダーチャを目指して一斉に郊外へ向かうため、道路が『ダーチャ渋滞』するほどです。
「ロシアの学校の夏休みは3カ月。両親は共働きが一般的なので、子どもは夏の間、祖父母と一緒にダーチャで過ごし、後から両親が合流するというパターンも多い。そこで自然との付き合い方や祖父母の知恵を学ぶといいます」
生きる力は、日本人よりロシア人の方が数段上のようです。
引用元: ・https://eagle.5ch.net/test/read.cgi/livejupiter/1648397676/
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Source: ニュー速クオリティ