中にはこれを本気にしすぎるあまり、採用面接で持ち出す企業もあるようだ。九州地方に住む女性(40代前半)は
今回キャリコネニュース編集部に、そんなエピソードを語ってくれた。
「面接で最初は話が弾んでいたのに血液型を聞かれて……『うちには、B型がいないんです。A型とO型でうまく行っているので、
その均衡が壊れるのは困る』といわれて落とされたんです」
聞けば、その企業とは、全国のデパートに出店している老舗ショップなのだが……。(取材・文:昼間たかし)
血液型を言ったとたん「いきなり、その場で不採用を告げられました」
――血液型診断をいまだに信じている企業があるというのは信じがたいのですが、いつ頃の出来事ですか?
「10年前くらいです。正社員の募集に応募して書類審査を通過して面接になりました」
――当然ですが、面接はその会社の担当者がやっているんですよね?
「そのショップの店長さんと、本社の担当者3人でした」
――正直、世間では一流扱いされているお店だと思うのですが、血液型診断で合否を決めているのは驚きです。
「私も、占いや血液型など非科学的なものは一切信じていないので、いい歳をした大人たちが何をいっているのだろうと、不気味に思いました」
――話も弾んでいたのに、まさか血液型を理由に落とされるなんて予想外だと思いますが、その時の気分を覚えていますか?
「ほぼ、受かるかなという手応えを感じた後に血液型の話をされて『調和が乱されるので申し訳ないですが……』と、いきなり、その場で不採用を告げられました。
腹が立つよりは、不気味な人たちだという思いのほうが強くて、反論せずに早く帰りたいと思いました。それだったら書類選考の時に電話で
血液型を聞いてくれればよかったんじゃないでしょうか」
――まさに、時間の無駄でしたね。
「それが、交通費として3000円くれたんです。近所だったのに、交通費はほとんどかかっていないのに。口止め料の代わりかなと勘ぐってしまいました」
引用元:https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/news/1648344354/
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Source: ニュー速クオリティ