僕が子どものころに読んでいた週刊少年連載漫画というのは、たいていストーリーのつじつまが合っていなかった。
僕が大好きだったのは『キン肉マン』ですね。当時の漫画って、先週「新キャラ登場!」といってたくさん登場したキャラクターが、
次週には平然といなくなっていたりするんですよ。漫画家さんたちも、面白さを優先したいからつじつまに関係なく描くし、
子どもはそれを全然気にせず受け入れるんですね。それが昔の連載漫画だったんです。
だから、僕は漫画家になったとき、きちんとつじつまを合わせた物語を作ってみたいと思ったんです。
過去と未来をつなげて作ることを個性にしたのが、僕が描いている『ONE PIECE』という漫画です。
僕が大好きだったのは『キン肉マン』ですね。当時の漫画って、先週「新キャラ登場!」といってたくさん登場したキャラクターが、
次週には平然といなくなっていたりするんですよ。漫画家さんたちも、面白さを優先したいからつじつまに関係なく描くし、
子どもはそれを全然気にせず受け入れるんですね。それが昔の連載漫画だったんです。
だから、僕は漫画家になったとき、きちんとつじつまを合わせた物語を作ってみたいと思ったんです。
過去と未来をつなげて作ることを個性にしたのが、僕が描いている『ONE PIECE』という漫画です。
現代ではみんな口うるさくなったというか、矛盾をより細かく指摘する人が偉い、みたいな風潮になってしまった。
かつて『少年ジャンプ』は少年だけのものだったけど、いまは大人も読むようになったからかな。
作り手も、大人を納得させるためには、つじつまを整理しなきゃならなくなるんじゃないですか。僕もその一因という気もするんですが。
でも、物語を作るのに、話がつながっていなきゃいけないとか、伏線をちゃんと張らなきゃいけないとか、そんなルールはそもそもないはずなんです。
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Source: アルファルファモザイク