志村けんさんの自宅、解体へ 兄が語る遺品整理の苦悩
2020年3月に新型コロナウイルスで急逝した志村けんさん(享年70)の自宅が、解体工事に入った。
亡くなってから約5年間、長兄・知之さん(79)とその妻が管理していたが、足腰の衰えなどにより今年1月に自宅を売却した。
志村さんは1987年に三鷹市に豪邸を購入し、約30年間住み続けた。
彼の家には、映画やコント研究のためのビデオやDVD、書籍、三味線のテキストなど膨大な遺品が残されていた。
しかし、高齢の兄夫妻には整理が難しく、業者に依頼しすべて処分。唯一、志村さん愛用の「Shimura」ロゴ入りキャップだけを形見として残した。
「いつかは手をつけなければならなかった。寂しいが仕方なかった」と兄は語る。最後に「弟は今頃、あっちで酒を飲んでいるかもしれない」と、穏やかに故人を偲んだ。
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Source: アルファルファモザイク