ウクライナ情勢をめぐり、日本もロシアへの経済制裁を強めています。
しかし、その影響でいま国内では「木材」の価格高騰が懸念されています。
住宅の内装の下地には、加工しやすい「アカマツ」が多く使われており、その多くはロシアから輸入されています。
しかし、ウクライナ情勢を受け、政府はロシアへの追加制裁として、ロシア産の木材やウォッカなど38品目を、今月19日から輸入禁止にしました。
アカマツも輸入禁止対象に含まれます。
大阪市住吉区の「東野材木店」代表取締役・東野壮也さんによりますと、木材をめぐっては、ロシアによるウクライナ侵攻の前から価格に変動があったということです。
いまアメリカや中国での住宅建築数が急激に増え、価格が急激に高騰するという事態が起きており、1970年代のオイルショックになぞらえ「ウッドショック」と呼ばれています。
それに加えて、ロシアへの経済制裁で木材の流通量が減るとなれば・・・。
(記者)「2年前に一軒3000万円だった家が、今だったら、いくらくらいになりそう?」
(山本安工務店・田近寛和専務取締役)「15~20%くらい上がってると思いますので、3600万円くらいになってくるのでは」。
アカマツの代替品として、中国のLVLという木材がありますが、このLVLにも木材高騰の余波が押し寄せています。
(東野さん)「価格的にはやはりこちらのほうが安いのですが、アカマツが上がってくれば、当然LVLも相場として上がってきますんで。追いかけっこみたいな形で、上がれば上がる、という形になってくるかなと」。
こうした木材の価格高騰で、建築コストは膨らむばかり。
マイホーム建築の夢は、さらに遠のいてしまうのでしょうか。
ABCニュース 04/22 18:30
https://www.asahi.co.jp/webnews/pages/abc_14783.html
引用元:https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/news/1650681825/
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Source: ニュー速クオリティ