アメリカ、カナダ、イギリス、フランスなど、欧米を中心に15か国で感染が確認されているとされる感染症「サル痘」。WHOはアフリカでの過去の流行に関わりのない「サル痘」患者が多数確認されていることについて「極めて異常だ」としています。現在特効薬はなく、2~4週間で自然に回復するケースが多いそうです。曝露してから数日以内にワクチンを打つことで重症化などを防ぐこともできるそうですが、回復しても痕が残るケースもあり、予防的な対策は必要だと専門家は指摘しています。こうした「サル痘」について、感染症の専門家に解説していただきました。
■「サル痘」15か国で感染拡大「極めて異常」致死率はコロナ上回る?
南波雅俊キャスター:
ウイルスによる感染症である「サル痘」について世界各国で報告が相次いでいます。例えばアフリカから帰国したイギリス人の感染が確認されていて、ヨーロッパに広がっています。そして、カナダでも感染が確認されていますが、アメリカで感染が確認された方はアフリカへの渡航歴はなく、カナダに渡航して感染したという状況です。WHOによりますと、21日時点で確認された「サル痘」の患者は12か国で92人となっています。
さらにロイター通信によりますと、スイス、オーストリア、イスラエルでも確認されていて、少なくとも世界15か国に感染が拡大しています。こうした状況についてWHOはアフリカでの過去の流行に関わりのない患者が多数確認されるこの状況は“極めて異常”だと指摘しています。
「サル痘」という病気がどういう病気なのか、そして日本国内に入ってくる危険性はあるのか。そういったことも含めて見ていきたいと思います。
※全文、詳細はソース元で
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/52617?display=1
続きを読む
Source: 不思議ネット