中国南部の地方都市で、32年前、子どもが連れ去られた事件がありました。この事件について地元当局がいわゆる一人っ子政策に基づき子どもを公的に連れ去ったことを認めたため、衝撃が広がっています。
中国の政府系ネットメディアなどが伝えたところによりますと、南部の広西チワン族自治区の地方都市、全州に住む夫婦は32年前の1990年に、当時1歳だった第7子である男の子を連れ去られたということです。
夫婦は先月、事件として捜査するよう警察当局に要請しました。
これに対し、地元の保健当局は「当時は厳しい人口抑制政策のもと、政策に反して生まれた子どもは地元政府の決定で『社会調整』が行われた」と今月1日付けで夫婦に文書で通知したということです。
中国ではかつての一人っ子政策に関連して違法な中絶や子どもの売買などが問題になってきましたが、地元当局みずから政策に基づいて公的に子どもの連れ去りに関わっていたことを認めるのは異例です。
子どもの行方はわかっておらず、SNS上では、「一般人が連れ去れば誘拐なのに、当局が連れ去れば社会調整なのか」といった当局への批判が相次いで投稿され、衝撃が広がっています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220706/k10013705521000.html
※上記リンクより、一部抜粋しています。続きはソースで
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Source: アルファルファモザイク