「機密解除済み」とトランプ氏
トランプ氏は自ら運営するソーシャルメディア「トルース・プラットフォーム」で、FBIが押収した品はすべて「機密指定を解除」したもので、安全に保管してあったと主張した。
さらに、家宅捜索が行われる前からいつでも、求められれば文書などは返す用意があったと述べた。
「返せと言われればいつでも返した。それはかなり前からのことだ」、「返してほしいと言えば済むことだった」と、トランプ氏は書いた。
トランプ氏の支持者たちは、押収された機密文書の機密指定を解除するのは大統領権限で可能だったし、そのようにしたのだと、法的に疑わしい主張を繰り返している。
複数の米メディアは法曹関係者の話として、それが法廷で認められるかは不透明だと説明。元司法省職員のトム・デュプリー弁護士はBBCに対して、「確かに大統領は機密情報の機密指定を解除することができる。しかし、それには手続きが定められている」と話した。
「用紙に記入しなくてはならない。一定の権限を付与しなくてはならない。ただ『この文書の機密指定は解除した』と口で言うだけでは不十分だ。一定の手続きに従う必要があり、今回の場合、どのような手続きがとられたのか不明だ」
トランプ氏や支持者たちは捜索令状公開の前には、FBIが押収したとされる機密文書は、FBIが捜索中に仕込んだものだろうなどと主張していた。
一方、トランプ氏の広報担当、テイラー・ブドウィッチ氏は、BBCがアメリカで提携する米CBSニュースに対して、FBIの家宅捜索は「失敗」だったと非難し、ジョー・バイデン大統領と政権は「明らかに、失敗を取りつくろおうとしている」と述べた。
ブドウィッチ氏はさらに、大統領経験者への家宅捜索が「前例のないことだっただけでなく、必要もなかった」として、バイデン政権が「国内の政敵に対して政府機関を武器として駆使し、それの言い訳にうそやほのめかしをリークしている」と述べた。
アメリカの大統領経験者の自宅が刑事捜査の一環として強制捜査されるのは、今回が初めて。
令状の公開前、複数の共和党幹部や共和党議員らは、捜索が政治的動機によるものだと非難していた。
※全文はソース元にてご確認ください
ソース/BBC
https://www.bbc.com/japanese/62528769
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Source: アルファルファモザイク