若い女性だったのでほっとしつつ、会釈を交わして席についた。
出発後20分も経たないうちに子供が泣きだした。あやしながら、まずは隣に謝ろうとしたんだけど、彼女は無表情のままノートパソコンを閉じて耳栓をとりだした。話しかける隙がない。
そして、こちらに目もくれずに耳栓をして寝る姿勢をとった。なんだかそれが、すごくショックだった。
みんなが子供を好きじゃないことは知ってるし、ベビーカーにあからさまに舌打ちされた時もあるけど、女性には比較的親切にされてきた。
隣の人に文句を言われたわけでもないし、舌打ちもないし、嫌な顔さえされてない(多分)。何もなかった。
その我関せずの態度が、何故かものすごく悲しくて涙が出そうだった。
彼女は悪くない。じゃあどうしてもらいたかったんだって、自分で考えてみたけど、「大丈夫ですよ」とか、あるいはニコッと笑ってくれるだけで良かったんだと思う。
あの人にとっては、私も子供も「無」だった。私はいいけど、私の大切な子供も無、なんだ……と思って悲しくなったんだと思う。
彼女は耳栓をしたまま眠ったり、たまに起きてはスマホを触ったりしていた。降りる駅は一緒だった。
別の席に同僚?上司がいたらしく、駅のホームからは談笑しながら、一度も振り向かず歩いていった。
すごく愛想が良く見えて、この100分の1でも私や子供に向けてくれなかったんだと思って
すごくみじめな気持ちになって、帰ってから片付けもせず匿名ダイアリーなんか書いてる。
https://anond.hatelabo.jp/20180416201535
※上記リンクより、一部抜粋しています。続きはソースで
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Source: アルファルファモザイク