新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、「コーヒーに関わる仕事がしたい」と考える人が増えている。家でコーヒーを飲む機会が増えたのに加え、
雇用への不安から起業への関心が高まったことなどが理由とみられる。世田谷区の喫茶店ではセミナーを開いたり焙煎(ばいせん)機を貸し出したりするなど、
コーヒーの専門家の育成に力を入れている。(福益博子)
店がセミナー
「焙煎機の温度が150度くらいになったら、豆の色を一度確認しましょう」
同区のコーヒー専門店「シュエット・トレファクチュール・ラボラトワール」。6月上旬に行われたセミナーで、代表の高山健二さん(39)がアドバイスすると、
相模原市の女性(56)は焙煎機から豆を少量取り出し、色のつき具合やふくらみ具合を目視で確認していた。
同店では「もっとコーヒーに慣れ親しんでほしい」と、高山さんがマンツーマンで焙煎方法などを教えるセミナーを2018年から行っている。
コロナの流行が始まった20年以降、受講者が1・5倍に増え、今では年間150人程度がセミナーを受ける。
女性は専業主婦だが、コロナで自宅で過ごす時間が増えたことをきっかけに、自己流で焙煎した豆でコーヒーをいれることが趣味になった。
そのうち「焙煎を仕事にしたい」と思うようになり、食品衛生責任者の資格も取得。「仕事にするには専門的な知識をつけたい」と、
今年2月から同店のセミナーに通い始めたという。女性は「知らなかったプロの知識をたくさん勉強できる」と喜ぶ。
増えるニーズ
全日本コーヒー協会が2年に1回実施している統計では、1人が1週間の間に「家庭」で飲んだコーヒーの量は、20年には7・55杯と、
18年の6・54杯に比べて1杯分増え、02年の統計開始以来最多を記録した。
全文
https://news.yahoo.co.jp/articles/0bd4c29813106c5290dcdb7c0764b234ec3a8675
引用元:https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/news/1661603265/
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Source: ニュー速クオリティ