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不動産会社slopeの坂です。

みなさんも一度は不動産の広告が電柱や柱に貼ってあるのを見かけたことがあるかもしれません。捨て看板などと呼ばれます。

昨日たまたま、近所の茅場町駅の出口の目の前で見かけました(実物↓)。

茅場町駅 捨て看板(電柱広告)

実は、こういった不動産広告は違法です。理由としては、勝手に許可なく電柱や公共物の柱に張っているためです。

貼っているところを警察に見られた場合は、警察署へ連れて行かれてしまいます。

また、不動産広告としての必要条件の記入を大きく満たしていません。

そこで今回は、不動産の捨て看板(電柱広告)には問い合わせをせずに、その場でネットで調べた方が無難。

また、ネットにそういった物件が載っていなかったら、知り合いや最寄りの不動産会社に確認してみたほうが無難、というお話です。

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違法である不動産の捨て看板を見つけた

冒頭でも出した、昨日、茅場町駅出口前で見かけた売りマンションの捨て看板の実物写真です↓

茅場町駅 捨て看板(電柱広告)

駅前のため、かなり目立つところにあり、広告効果は確かにあるのかもしれません。ですが、やはり違法です。

勝手に公共の柱やNTTの電柱に許可なく張っているためです。

警察としては、貼っている最中に、現行犯であれば捕まえることができます。

 

また、不動産広告のルールにも反しているため、その点でも、不動産広告としてはだいぶNGです。

最悪は、一時期の営業停止ということも考えられます(何度も繰り返すと稀にあるそうです)。

例えば、ポストによく入っている不動産の売買物件の広告を思い出して下さい。

「物件概要」という項目が必ずあります。そこに、不動産広告ルールにそった記載がズラーっとされています。

それらは、決められたルールを守り、広告を出しているのです。

ですが一点して、これらの捨て看板はどうみても記載が少なく、物件の全体像がよく見えません(それゆえ、問い合わせをしてみたくなるのですが)。

こういったNG広告は、時として、公正取引委員会から貼った不動産会社へ指導が入ることもあります。

 

10年前などは、こういった捨て看板はかなりの数を目にすることが多かったですが、時代の流れもあり、最近は都内でもほとんど見かけなくなりました。

ネットが普及し、それらへ不動産広告がシフトしているためでしょう。ですが、まだ時々見かけるのは事実です。

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違法なのになぜ捨て看板はなくならない?

違法であり、不動産会社としても、実際に電柱などに貼る営業マンとしても、リスクがあるのになぜ貼るのか?

それはいろいろと理由があると考えられます。

  • 費用対効果
  • 電話が直接くる
  • なぜか魅力的な物件に思える

費用対効果

まず、理由としては圧倒的にここです。

不動産売買の広告では買うほうも、売るほうも、ネット系の反響としては、1件につき1万円以上はかかると言われています。

私自身も、実際に不動産会社を経営していて、それは間違いないと実感しています。

その点、捨て看板は紙に文字のみ印刷されているだけで、あとはテープのようなもので張り付けているだけだと思います。

コスト面で考えれば、圧倒的に抑えれられます。

今の時代も問い合わせがくるのかどうかはわかりませんが、くるようなら、費用対効果は優秀ということになります。

そのため、コストを考えると今後もなかなか無くならないのでは、と思います。

電話が直接くる

住宅購入層というのは30代~40代半ばあたりまでの層が多いと思います。

この世代の方々は、基本的にほとんどスマホを持っているはずです。

そのため、物件探しにおいても、スーモやホームズ、アットホームなどを利用して探すことが大半ではないでしょうか。

そういった種類の不動産の広告サイトで、通常、問い合わせと言えば、資料請求などのメールでの問い合わせとなります。

実際に不動産会社の立場から考えると、メールでの問い合わせよりも、電話での問い合わせの方が、よりアクティブなお客様であると捉えます。

「これから内見したい」といったような内容や、具体的な質問などをされることも実際に多いです。

メールの場合は、ほとんど返信が無いのが事実です。それはあくまで資料請求での情報収集としてのお問い合わせが大半のためです。

このように、捨て看板の場合は電話番号が書いてあるのが普通のため、アクティブなお問い合わせが期待できるのも、無くならない理由の一つのはずです。

(あくまで、本当に電話の問い合わせがあればの話ですが)

なぜか魅力的な物件に思える

書いてある内容から、物件についていろいろな妄想をしてしまいます。

その理由は、捨て看板の物件情報量が圧倒的に少ないからです。

先ほどの写真の例を出すと、

  • 茅場町駅1分
  • 兜町アドレス
  • リビング16帖
  • 5,780万円
  • 大型1LDK
  • 10階
  • 南向き
  • 角部屋
  • 2005年築

この場合、

  • 駅1分は素晴らしい!
  • 南向きだから日当りも良さそう!

といった、プラスイメージが湧いてきます。

また、そこから疑問も出てきます。

  • そもそも何㎡あるのか?
  • どんな間取りの1LDKか?

間取り図もないため、全くわかりません。

しかし、人間というのはこういった時、良い方に捉えることも多いと思います。

「良い物件なのではないか?」といった感じにです。

そして、「とりあえず、電話で聞いてみよう」とアクションを起こすかもしれません。

それが、この捨て看板の目的(狙い)なのではないかと思います。

つまり、物件の全体像が隠れつつ、想像で良い物件に思えてくるため、広告手法の種類としては唯一無二であり、無くなりづらいのかもしれません。

違法と知りながらも捨て看板に問い合わせをする?

私の場合は、こういった捨て看板を見て気になったとしても、電話をかけて問い合わせをするということはありません。

それは不動産会社の人間なので、自分たちで業者間の物件データベース(レインズ)を確認すれば、ほとんどの場合は物件の正体がわかるためです。

では、一般の方の場合はどうするべきか?

考え方としては、

  • 違法だけど、良い物件であれば問題ない→問い合わせ
  • 違法だし、なんだか怖い→その場でスマホで調べる

この2択となり、今の時代、圧倒的に後者の方が多いのではないでしょうか?

私としても、その場でスマホでスーモなどで検索することが、ベターであると考えます。

理由としては、

  1. 住所や間取り、写真などをみるべきだから
  2. 不動産会社の名前がわからないから

①については、当たり前ですね。実際に間取りや、写真を見た段階で検討から外れるケースも多いためです。

肝心な理由は②です。

捨て看板は違法であるため、そもそも不動産会社の社名がズバリ書かれていることは、まずありません。

電話番号についても、携帯電話や0120から始まる「捨て看板用の電話番号」だったりもするため、電話番号をネットで検索しても会社名が出てきません。

結果的に、違法な看板を貼っている、どこ会社であるのかわからない広告に電話を掛けて問い合わせをするといったことになります。

これは大半の方が選択しないのではないでしょうか(違法だと知った場合)。

もしかすると、一旦問い合わせをしたら、その後はしつこい営業にあってしまうかもしれない、などリスクも予想できます。

 

では、気になる捨て看板を見つけたけど、ネットにも載ってない物件の場合はどうすればいいのか?

希望をいくつも満たす物件というのは、実際に探し始めると意外になかなか無いものです。

私自身も自宅購入のときに経験済みですし、お客様の物件探しのお手伝いをしていても、それは強く感じます。

そのため、捨て看板の物件はどうしても気になるものです。

そんな時は、知り合いに不動産会社で働いている人がいるなら、調べてもらいましょう。

不動産会社間のみで見ることができるデータベース(通称:レインズ)に大半の物件は掲載されています。

知り合いに不動産会社の人間がいないようであれば、近くの不動産会社や、一度、他の物件を案してもらった不動産会社の営業マンなどに聞けばこころよく教えてくれるはずです。

実際に私もこれまでに何度も聞かれたことがありますので問題ありません(最近はそもそも捨て看板自体が減ったので、昔に比べると減りましたが)。

 

最後に、今回の話が、捨て看板の気になる物件を見つけた時の参考になれば幸いです。

あくまで違法な広告であるということは忘れないほうが無難です。

Source: マイホーム購入体験談

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