今月16日、兵庫県尼崎市の阪神電鉄出屋敷駅のホームで利用客の女性に下半身を露出したとして、公然わいせつ容疑で神戸市内に住む無職の男(25)が兵庫県警に逮捕された。2021年度の同県の性犯罪認知件数と検挙件数は、いずれも前年を上回り、性被害相談の受理件数は626件で前年の464件を大幅に上回った。「かんなみ新地の一斉閉業が一因では」という声もある。
昨年11月に閉鎖した尼崎市の風俗街、通称「かんなみ新地」。報道では近隣住民から治安面で不安を訴える声が高まり、市と警察が協議を続け行政指導に踏み切ったというが、なぜか閉鎖後に周辺の治安を危ぶむ声も出ているという。
「かんなみ新地の近くに住んでいますが、近所のコンビニも閉店してしまい、夜中は一帯が真っ暗になるんです。先日、仕事から帰る際に知らない男の人に道を聞かれて腕をつかまれた。とっさに振り払ったので男は逃げましたが、目撃者もいなくて怖かったですね」
そう語るのは尼崎駅周辺のスナックに勤める女性。女性は警察に行ったが犯人はいまだに捕まっていないという。似たような話を過去に聞いたことがある。2010年に沖縄県警と沖縄県宜野湾市の浄化作戦で一斉閉業に追い込まれた同市の真栄原社交街(通称・新町)だ。半世紀以上にわたり沖縄最大の風俗街として知られ、日本全国から観光客が訪れていたが、閉鎖後は不良のたまり場となるなど周辺の治安が悪化した。
その後10年近く新町はゴーストタウン化し、ここ最近ようやく倉庫や旅行者向けのアパートが建てられるなど再開発が進んだ。地元の住民は「元は社交街だった場所に住みたいという人が少なく再開発が難航したのでは」と語る。
歓楽街の存在自体が犯罪抑止に一役買っていた可能性も検証の余地がありそうだ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/35c8197cec45434f82b6b14eb03c1b128057c14f
※上記リンクより、一部抜粋しています。続きはソースで
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Source: アルファルファモザイク