「世界のiPhoneの半分をつくる」とも言われる中国内陸部・河南省鄭州市にある巨大工場が、新型コロナウイルスをめぐる混乱で窮地に追い込まれている。感染を封じ込めようとする厳しい対策に耐えきれず、大量の従業員が逃げ出したためだ。事態を重く見た省政府が解決に乗り出したが、正常化するまでの間は生産の落ち込みも避けられそうにない。
舞台となっているのは台湾の電子機器受託製造大手・鴻海精密工業傘下の工場で、従業員は20万人超にのぼる。米アップルのiPhoneの製造を受託し、世界へと輸出している。
地元紙「河南日報」などによると、工場では10月以降に少数の新型コロナ感染者が確認されたため、10月13日から外部との接触を遮断する「バブル方式」を導入した。従業員は自宅と工場の行き来しかできなくなった。
さらに、同16日には、離れた場所に住む従業員を全て工場近くの寮やホテルに移動させた。
ところが、生活環境は悪化の一途をたどった模様だ。敷地外に出られず、食料や医薬品が不足して衛生状態も悪いため、従業員の不満が爆発した。劣悪な環境に耐えかねた従業員が出社を拒否したり、フェンスを乗り越えて脱走したりするようになった。
https://www.asahi.com/articles/ASQC277BYQC2UHBI025.html?iref=comtop_7_06
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Source: アルファルファモザイク