近年は「ちゃお」からも、漫画家の移籍が起こっているのである。移籍先は萌え系4コマで知られる「きらら」系の雑誌である。その筆頭といえるのが、アニメが今期最大級の注目作となっている『ぼっち・ざ・ろっく』の作者、はまじあきであろう。
もともとはまじは「ちゃお」でデビューし、何本か読切を発表したことがある作家であったが、「まんがタイムきららMAX」に移籍して記録的なヒットを飛ばす形になった。
もともとはまじは「ちゃお」でデビューし、何本か読切を発表したことがある作家であったが、「まんがタイムきららMAX」に移籍して記録的なヒットを飛ばす形になった。
少女漫画家がいわゆる萌え系に移行しやすいのは、そもそも萌え系が少女漫画をルーツとしているためである。
目が大きく華やかな絵柄は、手塚治虫の頃から脈々と受け継がれる少女漫画の表現様式そのものだ。
さらにいえば、少女漫画と萌え系は日常系や学園モノが多い点も共通しているため、少女漫画家はすんなりと移籍しやすいのかもしれない。
また、アニメ化の可能性が大きいのは「きらら」が選ばれる大きなポイントだろう。「きらら」は『ひだまりスケッチ』の大ヒット以来、アニメに力を入れるようになり、最近はアニメ化作品が相次ぎ、ヒットを連発している。アニメがヒットすればコミックスも売れる。グッズもたくさん出る。企業とのタイアップも増える。漫画家にとってかなりおいしい媒体であることは間違いない。
https://realsound.jp/book/2022/11/post-1194731.html
※上記リンクより、一部抜粋しています。続きはソースで
document.write(” + ”);
Source: アルファルファモザイク