1:2023/01/27(金) 01:36:47.40ID:7b2E0PQsM
類例なく「国宝級」発見 「盾形銅鏡」出土 奈良の富雄丸山古墳
奈良市にある国内最大の円墳、富雄丸山古墳(4世紀後半、直径109メートル)の
未盗掘の埋葬施設から、過去に類例のない盾形の銅鏡(長さ64センチ、幅約31センチ)と
蛇行剣と呼ばれる鉄剣(全長237センチ、幅約6センチ)が出土した。いずれも国産とみられる。
盾形銅鏡は国内で出土した銅鏡で最も大きく、裏面には精緻で複雑な模様が施されていた。
蛇行剣は曲がりくねった刃が特徴で、古墳時代の鉄剣としては東アジア最大、
蛇行剣では国内最古という。25日、発表した市教委と奈良県立橿原考古学研究所は
「古墳時代の金属器の最高傑作」と評しており、国宝級の発見といえる。
盾形銅鏡に蛍光X線を当てて調べたところ、錫(すず)、銅、鉛の成分が検出された。
表の鏡面にはなめらかに磨いた跡があった。裏面には中国の神獣を簡略化した
「?龍(だりゅう)」文や、のこぎりの刃のように三角形を連続させた鋸歯(きょし)文などの
幾何学模様が施され、中央部分にはひもを通すための丸い突起「鈕(ちゅう)」がある。
「盾」と「鏡」を組み合わせた前代未聞の斬新なデザインで、市教委などは「?龍文盾形銅鏡」と名付けた。
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Source: アルファルファモザイク