エンドユーザー向けの仕事をするにあたり、紹介を頂くというのは非常にありがたいこと。
感謝とともに満足感を得られる瞬間であり、不動産屋としてうれしいことである。
紹介頂いたことで責任感も生まれる
少し前に、こんなことがあった。
一人不動産屋として、路面店で営業していると、飛び込みの女性の姿。
どうやら、近所で働いている事務員さんのよう。
「来年には事務所を移転しなければいけないようなので、何か物件があれば紹介して下さい」といったもの。
売買をメインにしてはいるが、近所ということで、レインズにある物件があれば会社へ直接情報を送るというような流れをとることにした。
それから1年の間に、たまに情報を送りつつ、その事務員の女性もたまに「いつもありがとうございます」のようなごあいさつに立ち寄ってくれることもあった。
これも一人不動産屋にとっては喜ばしいこと。
それからしばらくして、会社の電話がなった。
どうやらその事務員さんの会社からのよう。
見たい物件があるとのことで、近所の事務所を案内。
その物件では契約へは進まなかったが、社長さんとも会い、今後の方向性の話も聞けた。
そして、その1~2ヵ月後にはご成約頂けた。
業務拡大のため、同じビルの中の事務所を隣り合わせで2部屋契約頂けた。
私は引っ越し後に、お菓子をもってお礼に行った。
そして、少し時がたち、またあの事務員さんが来店。
お子さん夫婦が気になっている新築戸建があるとのことで、相談にのって上げてくれないかとのこと。
レインズに載っていた物件だったため、お子さん夫婦と事務員さん夫婦を一緒に週末にご案内。
物件についての話や世間話などもし、申し込みをすることに。
無事に契約となった。
大変喜ばしい瞬間でもあり、満足感はかなり高かった。
同時に、友達の不動産購入を手伝うのと同じくらいに慎重に進めたのを思い出す。
友達の不動産購入では徹底的に物件調査をして石橋を叩いて進行。全てのお客様に対し同じ志で!
もちろん、引渡しまで自分が考えるきちんとした仕事をするよう努めた。
事務員さんの顔をつぶすわけにはいかない。
無事に引渡しも済んだ。
このお子さん夫婦とは契約中の流れもあり、家族ぐるみでの付き合いとなった。
この時の気持ちは今後も絶対に忘れるべきではない。
紹介してもいいかなと思われる存在でいるために
この件では、一人不動産屋としていろいろ学ばせてもらった。
同時に、変な仕事をしていたらと考えると怖くなることもある。
ネガティブ思考はよくないが、そういったこともありうると考え、目の前の仕事をこなしていく必要はある。
不動産屋の仕事はこのような、なにかヒューマンタッチな部分で満足感、達成感を得られることも多い。
今後、一人不動産屋として存続し、このようなことがまた起こるように、日々自分の考える良い仕事をしていきたい。
ポイントはその時に考えるできるベストな選択をして仕事をしていくこと。
そのために、今後自分自身の仕事を常にアップデートしていくことを怠らずに歩んでいきたい。
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Source: マイホーム購入体験談